抜歯即時インプラントにリスクはある?

こんにちは、ららぽーと内にある磐田市の歯医者さん「磐田さくら歯科」です。

従来インプラントは、抜歯後に数ヶ月待ってからインプラントを埋入するのが一般的でした。しかし近年は、抜歯と同時にインプラントを埋め込む「抜歯即時インプラント」という方法も選べるようになり、注目を集めています。

しかし「すぐ入れるのって大丈夫なの?」と不安に思われる方もいるかもしれません。結論から言うと、抜歯即時インプラントは適切な診断と技術があれば安全に行える方法であり、むしろ多くのメリットがあります。

● 抜歯即時インプラントのメリットは?
● リスクはあるの?

今回の記事では、上記のような疑問にお答えしつつ、抜歯即時インプラントついて詳しくご紹介します。


抜歯即時インプラントは適用制限あり


抜歯即時インプラントとは?

通常のインプラント治療では、歯を抜いて抜いた部分の骨や歯ぐきが治るまで待ち(2〜6ヶ月程度)インプラントを埋入というステップを踏みます。一方で、抜歯即時インプラントは、抜歯したその場でインプラントを埋め込む治療法です。

抜歯即時インプラントのメリット

  1. 治療期間を大幅に短縮できる
    抜歯からインプラント埋入までの待ち時間が不要なため、全体の治療期間を短縮できます。
  2. 骨や歯ぐきの変化を抑えやすい
    歯を抜いた後は、時間が経つにつれて骨や歯ぐきが痩せていきます。即時インプラントでは、抜歯直後にインプラントを入れることで、その変化を最小限に抑えやすく、審美的にも良い結果が期待できます。
  3. 手術回数が少なく済む
    従来の方法では「抜歯」と「インプラント埋入」で2回の外科処置が必要ですが、即時インプラントなら同時に行えるため、体への負担も軽減されます。

抜歯即時インプラントにリスクはある?

抜歯即時インプラントは優れた方法ですが、すべてのケースで適用できるわけではありません。

  1. 骨の状態によっては適さない場合がある
    インプラントは骨にしっかり固定する必要があります。そのため、抜歯した部分の骨が大きく失われている場合や、炎症が強い場合は即時埋入が難しいことがあります。
  2. 歯科医師の技術と経験が重要
    インプラントを入れた直後に「動かない」状態を作れるかどうかが成功の鍵となります。歯科医師の技術と経験が求められる部分です。
  3. 治癒経過の観察が欠かせない
    埋入後は骨とインプラントがしっかり結合するまで数ヶ月かかります。この期間中に強い力がかかると安定が損なわれるため、定期的なチェックと適切な噛み合わせの管理が必要です。

抜歯即時インプラントが可能なケース

● 骨の量や質が十分にある
● 周囲に大きな炎症や感染がない
● 正しいブラッシング習慣がある
● 全身的な健康状態が良好

抜歯即時インプラントを成功させるために大切なこと

● レントゲンやCTによる精密な診断
● 術後のケア
● 抜歯即時インプラントを得意とする医院選び

まとめ

抜歯即時インプラントは、治療期間の短縮・骨や歯ぐきの変化を抑えやすい・手術回数が少ないなど、多くのメリットがある治療法です。状態によっては適用が難しい場合もありますが、精密な検査と適切な診断を行えば、安全に進めることができます。

当院では、CTを用いた精密診断と、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療計画をご提案しています。気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

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