入れ歯治療
入れ歯とは
DENTURE
-
「入れ歯とは」と言わなくても、ご存知の方が多いと思います。
人工の歯を入れて、本来の歯の役割を補う人工臓器の総称です。入れ歯はお年寄りのモノ、と思っていませんか?
様々な理由から、インプラントではなく、入れ歯を選択される方もいます。
保険が適用する入れ歯があるのも、選択のひとつだと思います。
入れ歯には、噛み合わせ、食べる楽しみ、おしゃべりする喜び、口の運動、体の健康など、たくさんの要素が含まれています。
しっかり噛むコトは、認知症予防にも繋がっているんですよ。
入れ歯の歴史は長く、なんと紀元前からあるんです。日本では、平安時代頃から使用されていたと言われています。
江戸時代には、入れ歯師という職業もあったそうです。
歯の悩みは、いつの時代にもあったのですね。
入れ歯に重要なのが「審美性」です。
いわゆる“見た目”。
簡単そうに見える入れ歯ですが、その形によって顔の表情は大きく変わってきます。
次に、基本的な機能「噛む」。
当たり前ですが、入れ歯は本来の歯と比べて、噛む力はかなり落ちてしまいます。
これは、入れ歯と天然の歯では、支える場所が全く違うからです。天然の歯は、歯の周囲にある歯根膜が噛む力を支えてくれます。
しかし、入れ歯は口の中の“粘膜”で支えるのです。
噛めれば良いだけではなく、噛んで健康になる入れ歯を!
当院の入れ歯
-
当院では、仮の入れ歯を作成し、まず試していただきます。
そして要望や希望を聞きながら、修正。
そして試す。
更に修正。
この繰り返しを行い、口の中も外見にも違和感の無い、仮の入れ歯を作り上げます。
そしてやっと、最終的な本当の入れ歯を完成させるのです。かみ合わせや形を工夫したり、入れ歯を天然の歯より噛み切りやすいようにするなど、様々な工夫を行います。
「噛める入れ歯」を作り、本当の歯のように使っていただきたいからです。治療期間は長くなってしまいますが、歯は体の健康を担う大事な部分です。
本当に合った、満足できる入れ歯で、これからの人生、心も体も健康になっていただきたいと思っています。
入れ歯治療の流れ
STEP1
診査を行い、口の情報を収集・分析します。
レントゲン写真撮影、口の写真、顎の運動、型どりなどを行います。
また、顔とのバランスがとれた入れ歯が作れるか調べるため、かみ合わせをとったり、入れ歯になる歯を実際に並べたりもします。
それらをもとに、診断と治療計画を立てます。
歯は家と同じです。
むし歯の治療がリフォームで、入れ歯作りは建て替えです。
良い家を作るためにも、十分な準備と設計図が必要なのです。
STEP2
口の状態と治療方法、治療期間や費用を説明します。
不安や希望を聞いて、どのように治療を行っていくかを決めます。
しっかりと説明しますので、納得と安心した上で治療を開始しましょう。
STEP3
仮の入れ歯を作ります。
審美性(見た目)、機能性の向上、痛み、ゆるみなどを解消するため、希望や意見教えてください。
安定した仮の入れ歯を修正していきます。
仮の入れ歯の完成度を高めて、最終的に入れる入れ歯の作成に入ります。
STEP4
実際に使用する入れ歯を作成します。
仮の入れ歯を元に、型どりやかみ合わせなど、最終的な確認、修正を行いながら作成します。
当院は、特に入れ歯のかみ合わせにこだわりを持っています。
かみ合わせの精度を高めるために、顎の運動を記録、噛み合わせは3回もとります。
STEP5
完成した入れ歯を装着してみましょう。
最終的に細かい調整を行い、新しい入れ歯に慣れていただきます。
特に問題なく使用できるようになれば、治療は終了になります。
その後は、粘膜の状態やかみ合わせなどの点検を数ヶ月に1度行います。
当院はこの“5STEP”で、治療して行きます。
現在でも、入れ歯はブリッジやインプラントと同じく、信頼のおける治療です。
口の中の状態や身体の状態、希望に合わせて提案させていただきます。
歯を失ってしまった、入れ歯が合わないなどのお悩みを抱えている方は、お気軽にご相談ください。
入れ歯でお困りの方へ
こんな症状は、ありませんか?
- 入れ歯が痛い
- 入れ歯がゆるい
- うまく噛み合っていない
- 入れ歯にしてから、口元のシワが増えた
- 上手くしゃべれない
- 入れ歯が古くなって色が付き、削れてきた
- 入れ歯が臭う
これらの症状が1つでもあれば、新しく入れ歯を作り替えるコトをオススメします。
実は、入れ歯にもいくつかの種類があるんです。
皆さんそれぞれの症状に合う、ピッタリの入れ歯を検討してみませんか。