年齢別に見る小児歯科でやることやケア①

こんにちは、ららぽーと内にある磐田市の歯医者さん「磐田さくら歯科」です。

小児歯科を受けることは、お子さまの歯の健康を守るために非常に重要なことです。成長過程に応じた適切な予防処置とケアを行うことで、将来の歯の健康を守ることにつながります。今回の記事では、2回にわけて年齢別に小児歯科で行う予防処置やおうちで行うケアについて詳しく解説します。

・0歳から6歳までの歯のケアで気をつけたいこと
・予防処置ってどんなことをするの?

今回の記事では、これらの疑問を解消するべく小児歯科の処置内容やケアについて詳しく解説していきます。お子さまの健康を守るためにもぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

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      歯の生えはじめから丁寧なケアが重要!   _________________________________________________________________

 

乳児期(0-1歳)

乳児の歯が生え始めたら、歯磨きの習慣をつけることが重要です。歯が生えてきたばかりの頃は、柔らかいガーゼや指用の歯ブラシで軽く拭くことから始めましょう。早期にケアを始めることで、虫歯のリスクを減らし、歯磨きに対する抵抗感を減らすことができます。また、哺乳瓶に甘い飲み物を入れて寝かせると、乳歯に虫歯ができやすくなります。哺乳瓶でミルクを飲ませる場合は、寝かせる前にお口の中を清潔に保つことが大切です。特に夜間の授乳後は、できるだけ早く口の中を拭くことを心がけましょう。

幼児期(1-3歳)

幼児期には、毎日の歯磨き習慣を身につけることが重要です。1歳を過ぎたら、フッ素入りの歯磨き粉を少量使用し、歯ブラシでしっかりと磨く習慣をつけましょう。歯磨きの時間は楽しいものとして、親子でのコミュニケーションの一環として捉えるとお子さまも苦痛に感じません。フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯の予防に効果的なので、このくらいの時期から歯科医院でのフッ素塗布を定期的に受けて歯の強度を保つようにしましょう。特に虫歯ができやすい乳歯に対しては、フッ素塗布が有効です。幼児期の食生活も歯の健康に影響を与えます。糖分の多いおやつや飲み物は虫歯の原因となるため、バランスの取れた食事を心がけましょう。また、甘いおやつを与える際には、食後に歯を磨くことを習慣にするのが理想です。

幼稚園期(3-6歳)

幼稚園期には、歯科医院での定期検診を受けることがさらに重要になります。定期検診では、虫歯の有無や歯の成長を確認し、歯のクリーニングやフッ素塗布もこの時期に行うと良いでしょう。また、シーラントは、永久歯の奥歯に塗布することで虫歯を予防する処置です。奥歯の咬み合わせの部分に塗布することで、食べ物が詰まりにくくなり、虫歯のリスクを大幅に減らすことができます。特に幼稚園期に歯が生え揃った場合は、シーラントの適用を検討しましょう。

幼稚園期になると、お子さま自身で歯磨きを行えるようになってきます。親が正しい歯磨き方法を教え、お子さまが自分で磨く練習をすることが大切です。定期的に親がチェックし、正しい磨き方を指導してあげましょう。

まとめ

いかがでしたか?歯が生えはじめた頃からしっかりお子さまのお口の中のケアを意識してあげることが大切です。次回の記事では、6歳から15歳までの予防処置やケアについてお話ししていきます。

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