「疲れると奥歯が痛む」はサインかも?智歯周囲炎のなりやすいタイミング

こんにちは、ららぽーと内にある磐田市の歯医者さん「磐田さくら歯科」です。

「仕事が忙しくなると、決まって奥歯がうずく…」
「体調を崩すと、歯茎が腫れる気がする」
そんな経験はありませんか?

忙しいときに限って痛むのは本当に辛いですよね。でもそれは、親知らずからの「これ以上無理しないで!」というSOS(警告サイン)かもしれません。

今回は、疲れと親知らずの痛みの関係と、受診のタイミングについてご紹介します。


体のSOSを見逃さないで!疲労時の奥歯の痛み


なぜ「疲れ」が引き金になるの?

親知らず(智歯)は、一番奥に生えているため歯磨きがしにくく、どうしても汚れがたまりやすい場所です。そのため、普段から周囲には多くの細菌が潜んでいます。

健康なときは、私たちの体が持つ「免疫力」が細菌の活動を抑え込んでいるため、痛みや腫れを感じることはあまりありません。しかし、疲れやストレスで免疫力が下がると、細菌の活動を抑えきれなくなり、急に炎症を起こし始めます。これが「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」と呼ばれる状態です。

こんなタイミングは要注意!生活習慣のチェックリスト

以下のようなタイミングは免疫力が低下しやすく、智歯周囲炎になりやすい時期といえます。

1.睡眠不足が続いているとき
体が十分に回復できず、抵抗力が落ちています。

2.季節の変わり目
急な気温の変化に体がついていかず、体調を崩しやすい時期です。

3.風邪気味のとき
体の免疫システムが風邪ウイルスとの戦いに使われてしまい、お口のなかの細菌に対するガードが甘くなります。

4.ホルモンバランスの変化
特に女性の場合、ホルモンバランスの変化によって歯茎が敏感になり、腫れやすくなることがあります。


歯科医院に行くまでの「おうちでの過ごし方」
【応急処置(痛みを和らげるために)】

⚫︎安静にする
痛みは「休んで」のサインです。睡眠をしっかりとり、免疫力の回復を促しましょう。

⚫︎市販の痛み止めを服用する
我慢はストレスになり、回復を遅らせます。用法用量を守って服用し、痛みを鎮めましょう。

⚫︎軽く冷やす
濡れタオルなどを使い、頬の上から「軽く」冷やすと痛みが和らぐことがあります。

⚫︎お口を清潔にする
汚れが溜まると炎症が悪化します。痛む場所は柔らかいブラシで優しく磨くか、うがい薬で消毒して清潔に保ちましょう。

【NG行動(やってはいけないこと)】

⚫︎患部を強く触る
気になって指や舌で触りたくなるかもしれませんが、刺激を与えると炎症が悪化します。

⚫︎冷やしすぎる
氷や保冷剤を直接肌に当て続けるのは避けましょう。血行が悪くなりすぎて、かえって治りが遅くなることがあります。

⚫︎激しい運動・熱いお風呂・アルコール
これらは血行を良くしすぎてしまい、ズキズキとした痛みや腫れを増強させてしまいます。入浴はシャワー程度に済ませ、お酒は控えましょう。

こんなときは迷わず受診を

自宅でのケアはあくまで「一時的な対処」です。特に以下の症状がある場合は、重症化している可能性があるため、無理に我慢せず早急にご連絡ください。

⚫︎口が指1本分くらいしか開かない
⚫︎つばを飲み込むと喉が痛い
⚫︎顔が明らかに腫れている
⚫︎発熱(37.5度以上)がある

まとめ

数日して痛みが引くと「治った」と思いがちですが、それは免疫力が回復して一時的に症状が落ち着いただけです。原因菌や親知らずの汚れ溜まりがなくなったわけではないため、また疲れたときに同じ痛みを繰り返す可能性が高いです。

実は、親知らずを抜いたり、歯茎のなかを掃除したりといった「根本的な治療」は、腫れが引いてから行うことが推奨されます(腫れているときは麻酔が効きにくいため)。痛みが落ち着いたときこそが、治療に適したタイミングです。次の痛みの波が来る前にぜひご相談ください。

当院の親知らず治療に関する詳細はこちら▼

https://iwata-sakura-dental.jp/menu/wisdom

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