不正咬合の種類と特徴
こんにちは、ららぽーと内にある磐田市の歯医者さん「磐田さくら歯科」です。
噛み合わせが正常状態からズレており、歯並びが乱れている状態を「不正咬合」と言いますが、不正咬合にもいくつか種類があります。本記事では、不正咬合の種類についてご紹介します。
・不正咬合の特徴は?
・不正咬合はどうすれば治せる?
今回の記事ではこれらの疑問にお答えしていきます。「自分の歯並びに問題はないのか」「不正咬合って何?」など、疑問や不安をお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。
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不正咬合の種類はさまざま。そもそも正常状態とは? _________________________________________________________________
そもそ正しい歯並びとは
そもそも正しい歯並びとはどのような状態を指すのでしょうか?正しい歯並びは、大きく分けて下記の3つが揃っている状態のことを指すものとされています。
✔️特定の上下の奥歯がしっかり噛み合っている
上顎の第一大臼歯の頬の方にある近心咬頭(きんしんこうとう)と呼ばれる歯の頭の部分が、下顎の中心溝と噛み合っている状態です。
✔️歯の上下・左右が対称的
「い」という発音をする口にした際、上下の前歯の中心部と顔の中心線が互いに揃っている状態です。
✔️オーバーバイト、オーバージェットが正常範囲内にある
下の前歯と上の前歯の噛み合わせの前後位置関係(オーバージェット)は、上下ともに前から一番目の中切歯を横から見たとき、上の中切歯が下の中切歯よりも2〜3mmほど前にズレて出ている状態が正常とされています。また、上の前歯と下の前歯がどのくらい重なっているか、つまり(オーバーバイト)は噛み合わせの深さを表しますが、こちらも2〜3mmある状態が、正常な数値とされています。ぴったり合わさっている0mmが良い状態では?と勘違いしている人も多いですが、その認識は間違いです。
不正咬合の種類と特徴
不正咬合にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
①すきっ歯:
歯と歯の間(歯間部)の隙間は広い状態です。
②上顎前突(出っ歯):
上顎の前歯が下顎の前歯よりも前方に出ています。上唇が突出して見えることがあります。
③下顎前突(受け口):
下顎の前歯が上顎の前歯よりも前方に出ています。下顎が突出し、顎がしゃくれて見えることがあります。
④開咬(オープンバイト):
前歯が上下でかみ合わず、前方に隙間ができる状態です。通常、奥歯のみが接触します。指しゃぶりや舌癖などの口腔習慣が影響して起こることがあります。
⑤過蓋咬合(ディープバイト):
上顎の前歯が下顎の前歯を過剰に覆い隠す状態です。下の前歯が上の前歯の裏側に当たり、歯や歯ぐきに負担がかかります。
⑥交叉咬合(クロスバイト):
上下の歯が逆にかみ合う状態です。例えば、上の歯が下の歯の内側に位置することがあります。顎の偏位や顔の非対称が生じることがあります。
まとめ
不正咬合にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や治療法が異なります。これらの状態を早期に発見し、適切な治療を行うことで、歯の健康と機能を維持することができます。早めに歯科医師に相談して、自分の不正咬合のタイプを理解し、最適な治療を受けることが重要です。
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