親知らずが原因で歯並びが悪くなるって本当?

こんにちは、ららぽーと内にある磐田市の歯医者さん「磐田さくら歯科」です。

親知らずは、一般的に10代後半から20代前半にかけて一番最後に生えてくる奥歯のことを指します。正式には「第三大臼歯」と呼ばれ、上下左右の奥に合計4本あります。しかし、現代人の顎は昔に比べて小さくなっており、親知らずが正しく生えるスペースが足りないことが多くなっています。その結果、斜めに生えたり、歯茎の中に埋まったままだったりすることがあります。

本記事では、親知らずと歯並びの関係について詳しく解説します。

● 親知らずが歯並びに与える影響って?
● 抜いた方が良い親知らずの特徴

今回の記事では、上記のような疑問にお答えしつつ、親知らずと歯並びの関係について詳しく解説していきます。ご自身やお子さまの親知らずでお悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。

_________________________________________________________________

親知らずが原因で歯並びが悪くなることはある。

________________________________________________________________

親知らずが歯並びに与える影響

親知らずの生え方によっては、周囲の歯に影響を与えることがあります。特に下記のようなケースでは、歯並びが乱れる可能性が高まります。

① 親知らずが前の歯を押す
親知らずが斜めに生えてくると隣の歯に強い圧力をかけることがあり、少しずつ前方の歯へと伝わって最終的に前歯の歯並びがガタガタになることがあります。

② 歯の移動
親知らずが埋まっていても、根の部分が他の歯を圧迫することがあり、その影響で、歯列全体が動いてしまうこともあります。

③ 奥歯のかみ合わせ
親知らずが正しく生えないと、奥歯のかみ合わせにズレが生じることがあります。顎関節に負担がかかり、頭痛や肩こりを引き起こす原因になることもあります。

歯並びが悪くなるリスクはどのくらい?

親知らずが歯並びに影響を与えるかどうかは、個人差があります。顎のスペースが広い人は、親知らずが生えても他の歯を押すことが少なく、歯並びに影響を及ぼさないことがあります。一方、顎が小さい人は、親知らずが無理に生えようとして歯並びを乱す可能性があります。また、斜めや横向きに生えている場合は、隣の歯を押しやすくなるため注意が必要です。

親知らずの影響を最小限にするために

親知らずによる歯並びの乱れを防ぐためにできることをしっかり覚えておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。下記のポイントを意識しましょう。

① 定期検診で親知らずの状態をチェック
親知らずが生えかけの段階で、歯科医師に相談しておくと安心です。親知らずは自分で生え方が正常か問題があるか判断するのが難しいのでプロにしっかり診てもらいましょう。

② レントゲンやCTで正確に診断
親知らずの位置や生え方は、レントゲンやCTで詳しく確認できます。問題がありそうなら早めに対応しましょう。

③ 早めの相談と適切な対策
歯並びに影響が出る前に、親知らずの抜歯を検討するのも一つの方法です。歯科医師と相談しながら最適な判断をしましょう。

まとめ

親知らずが歯並びを悪くするかどうかは個人差がありますが、影響を及ぼすというのはほんとうです。顎の大きさや親知らずの生え方によって影響の程度が異なるため、親知らずの生え方に問題がある場合は、早めに歯科医院に相談して適切な対応をして、歯並びの乱れを防ぎましょう。

当院の親知らず治療に関する詳細はこちら▼

#磐田さくら歯科 #歯医者 #磐田市


歯に関するお困りごと、ご相談は
お気軽にお問い合わせください。