骨粗しょう症と歯周病の関連性
こんにちは、ららぽーと内にある歯医者さん「磐田さくら歯科」です。
今回は、歯を失くしてしまう原因の多くを占めるといわれている歯周病と骨粗しょう症の関連性について解説していきます。
こちらの記事では、
- 歯周病と骨粗しょう症ってどんな病気?
- 歯周病と骨粗しょう症の関連性は?
といった、患者様の疑問にお答えしていきます。
歯周病は虫歯と同じように高頻度で起こります。プラークなどから発生する細菌が感染することで引き起こされる炎症性疾患で、歯茎が腫れる、出血がある、歯がぐらぐらするなどの症状があらわれます。重症化すると歯を支える骨が溶けて歯が抜け落ちてしまいます。さらにこの状態を放っておくと、血液から全身に細菌が巡ってしまい、全身疾患につながったり悪化する恐れがあります。
骨粗しょう症は、骨密度が低下して骨がもろくなってしまう病気です。日本国内ではおよそ1,000万人以上の方が骨粗しょう症になっているといわれており、骨折しやすくなったり、腰痛が出たり、背中が痛んだりといった症状があらわれます。
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骨粗しょう症になっていると歯周病になりやすい!
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なぜ歯周病になりやすい?
骨粗しょう症になるとエストロゲンが減少してしまうため、全身の骨がもろくなってしまいます。もちろん歯を支えている歯槽骨も例外ではありません。さらに歯周ポケットでは炎症物質が増殖してしまい、歯周病の進行が加速するとされています。逆にいえば、歯周病を予防することで、骨粗しょう症を抑えられる可能性もあるのです。
女性は特に注意!
骨粗しょう症は主に女性に多い病気といわれており、20〜40歳頃をピークとして年齢を重ねると共に骨の量は減少していきます。女性の場合は、閉経後に骨量が急速なスピードで減少するといわれているので特に注意が必要です。
歯を失ってしまったらインプラント治療で補おう
歯周病が悪化してしまい、自分の歯を失うことになってしまった場合、速やかに失くした箇所を補う必要があります。ブリッジや入れ歯なども保険診療もありますが、当院では自由診療によるインプラント治療をおすすめしております。
インプラント治療は、顎骨にインプラント体を埋め込み、根本からしっかり固定したうえで人工歯を取り付けるため、ほとんど天然歯と同じ噛み心地を実現できます。さらに、人工歯の素材にはセラミックを使用しておりますので、審美性にも大変優れており、見た目を気にする人にもおすすめです。
当院のインプラント治療は10年間保証もありますので、万が一に備えることもできます。無料相談も実施しておりますので、インプラント治療をお考えの方は、まずはカウンセリングにお越しください。
当院のインプラント治療に関する詳細はこちら▼
https://iwata-sakura-dental.jp/implant/
最後に
骨粗しょう症が歯周病を悪化させるだけでなく、歯周病も骨粗しょう症を悪化させてしまいます。互いに関連し合っているということを忘れずに、全身の健康に気を使うようにしましょう。
歯科医院では患者様のお口の中の健康状態をお守りすることで、身体の健康もお守りしております。定期検診やカウンセリングにぜひお越しください。