親知らずの磨き方

こんにちは、ららぽーと内にある歯医者さん「磐田さくら歯科」です。 

親知らずは磨きにくい奥の方に生えるため虫歯になりやすいといわれています。しかし正しい歯磨きができていれば親知らずの虫歯も予防ができます。こちらの記事では、 

  • 親知らずの虫歯を予防するためには?
  • 親知らずの正しい磨き方を知りたい

などの患者様の疑問に答えていきます! 

親知らずは生えたら必ず抜歯が必要というわけではありません。異常がなく噛み合わせもきちんとしていればほかの歯と同様に機能するため、抜歯しなくても大丈夫なケースも多いです。ですので予防もしっかり行うことが大切ですよ。 

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            親知らずは磨き方にポイントあり!     

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親知らずとは? 

親知らずは、上下の歯列の一番奥に生える歯をさします。別名第三大臼歯と呼ばれており、永久歯は15歳前後でそろいますが、第三大臼歯はおよそ10代後半から20代前半と、永久歯よりも生えてくるタイミングが遅いのが特徴です。親が知らないうちに生えてくるため、その名がついたようです。永久歯がすべて生えそろった後遅れて一番奥に生えるため、顎の状態や歯の状態によっては場所が狭くなってしまい、まっすぐ生えてこないケースもあります。埋もれた状態で頭を出さないことや、一番奥で手が届きにくいことからもっとも虫歯になりやすい歯といわれています。

■親知らずの虫歯予防のための効果的な磨き方

親知らずはほかの歯に比べて、歯磨きがしにくい場所にあるので歯垢や歯石がたまりやすく、虫歯や歯周病になりやすい歯といわれています。親知らずが病気にならないためには、親知らずの生え方に合わせて正しいブラッシング方法を身につけることが重要です。

・比較的真っすぐ生えている親知らずのブラッシング方法

親知らずが比較的真っ直ぐに生えている場合の基本的な歯磨き方は、口を小さめに開いて、歯ブラシを斜め45度にいれて小刻みに磨くことです。両サイドと上から、親知らずのみを集中的に磨くようにするのがポイントです。歯ブラシのヘッドが薄い歯ブラシを使用すると磨きやすくなりますよ。とはいえ親知らずの生え方にはかなりの個人差があるため、歯磨きのポイントはそれぞれ異なります。適した磨き方の詳細は、かかりつけの歯科医師に相談しましょう。

・手前の歯と接している親知らずのブラッシング方法

親知らずが斜めに生えていて手前の歯と接している場合は、接触部分に食べ物や歯垢(プラーク)が溜まりやすくなってしまいます。タフトブラシを使って表面を磨き、歯と歯の隙間は歯間ブラシやフロスを活用しましょう。

・生えている途中の親知らずのブラッシング方法

親知らずが生えている途中の場合、親知らずの手前にある歯も磨き残しが出やすくなります。前の歯の後ろ側は、タフトブラシなどで磨くと良いでしょう。歯肉がかぶっている場合もタフトブラシを使って小刻みに動かして磨きます。

最後に 

奥の方に生える親知らずでも、正しい磨き方ができていれば虫歯を予防することができます。丁寧なケアを行っていても親知らずは生え方や状態によってどうしても磨き残しができてしまうので、歯科医院での検診やクリーニングも定期的にしてもらうことも欠かせません。定期的に歯科医院で診てもらうことは、虫歯の早期発見・早期治療に繋がります。


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