インプラント治療で使用するサージカルガイドって?

こんにちは、ららぽーと内にある歯医者さん「磐田さくら歯科」です。 

今回は、インプラント治療で使用されるサージカルガイドについて詳しく解説していきます。

こちらの記事では、 

  • サージカルガイドって何?
  • サージカルガイドのメリット

などをご紹介していきます! 

インプラント治療は、自分の歯を失ってしまった場合にその箇所を補うために行う治療です。インプラント治療の精度を高めるためのひとつとして「サージカルガイド」とよばれるものが使用されます。

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サージカルガイドはインプラントを適切な位置に埋め込むために使用される

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サージカルガイドの特徴や使用目的

インプラント治療で使用されるサージカルガイドとは、インプラント治療専用のマウスピース型装置をさします。インプラント治療のトラブルでは神経損傷がもっとも多いと言われており、次いで上顎洞への悪影響となっています。これらはインプラントを埋入する位置が不適切であることによって生じるトラブルです。

インプラント治療のトラブルを防ぐためには、インプラントを埋め込むための位置を適切に取ることが重要になります。サージカルガイドはそのサポートとして使用される装置です。サージカルガイドは、ドリルを固定する穴があるため、歯茎を大きく切り開く必要がなくなります。また、インプラントを入れる場所や深さ、角度などのズレもなくなり、より精度の高いインプラント治療が可能になります。安心かつ安全にインプラント治療を行うために、サージカルガイドを使用している歯科医院は多くなっています。

サージカルガイドを使用することによるメリット

インプラント治療の質を向上させるうえで、サージカルガイドは欠かせないものですが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。

①歯茎を切開する必要がない

一般的なインプラント治療の場合、歯茎を広めに切って歯科医師が適切な治療を行えるだけの十分な視野を確保する必要があります。しかし、サージカルガイドを使用すれば歯茎に穴をあける程度で済むので歯茎を切開する必要がなくなります。切ることがなくなると、術後の痛みや腫れなどの症状を抑えることができ、傷の治りも早めてくれます。

②長持ちする美しい歯を実現できる

インプラント治療において人工歯根を正確に埋め込むことは、機能面だけでなく審美的な面にも影響してきます。サージカルガイドを使用して正しい位置に人工歯根を埋め込むことができれば、長持ちする美しい歯を実現できます。

③副鼻腔とよばれる空洞に人工歯根が突き出さないようにする

上顎にインプラントを埋め込む場合、人工歯根(インプラント体)が、副鼻腔とよばれる空洞のひとつ(上顎洞)に突き出ないよう注意を払う必要があります。突き出てしまうと上顎洞炎といった大きな病気になるリスクもあり、手術の失敗に直結します。上顎洞に突き出ないようにできることは、サージカルガイドの大きなメリットといえます。

④下歯槽神経を傷つけない

下顎に人工歯根を埋め込む場合、重要な血管と神経が収められた空洞「下顎管」を傷つけないように注意する必要があります。例えば下歯槽動脈を傷つけてしまうと術中に大量出血を伴うことがあり、下歯槽神経を傷つけてしまうと術後に唇周りの麻痺が残ってしまうことがあります。サージカルガイドを用いることで、下顎管に当たらず傷つけない埋入が可能になります。

最後に

当院でもサージカルガイドオペを全員の患者様に提供しております。安心安全な治療を行い、手術にかかる時間も短縮できます。インプラント治療を検討している方はぜひ当院にお越しください。


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