いずれ抜けるのに乳歯の健康を守ることはなぜ大切なの?
こんにちは、ららぽーと内にある磐田市の歯医者さん「磐田さくら歯科」です。
乳歯に対して多くの親は「どうせ抜けてしまうのだから、乳歯の健康をそれほど気にしなくてもいいのでは?」と考えるかもしれません。しかし、乳歯の健康は将来の健康のために非常に重要です。この記事では、乳歯の健康が重要な理由についてお話しします。
- 乳歯は生え替わるのに大切にしなければならないの?
- 乳歯と永久歯の関係
今回の記事では、上記のような疑問にお答えしつつ、乳歯の役割や永久歯との関連について詳しく解説していきます。お子さまの歯の健康を守るためにもしっかり読んでぜひ役立ててください。
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乳歯の健康は永久歯に影響を与える!
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乳歯の役割
乳歯は、子供が食事を摂るための重要な役割を担っています。しっかりとした噛み合わせがあることで、栄養をしっかり吸収することができ言葉の発音にも影響を与えます。また、乳歯は顎の成長を促し、永久歯を正しい位置に導く重要な役割としても機能します。
乳歯の健康が永久歯に与える影響
乳歯は永久歯が生えるためのスペースを保持しています。乳歯が虫歯になると、痛みや炎症を引き起こし、最終的には早期に抜け落ちることがあります。こういったことが起こると永久歯が生える位置がずれて正しい位置に生えてこないリスクが生じ、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。将来的に矯正治療を必要とする原因にもなります。
乳歯を守るために
①丁寧な歯磨き
乳歯を守るためには、正しい歯磨きが欠かせません。子どもが自分で磨くことができるようになるまで、親がしっかりとサポートすることが大切です。小さな子ども向けの歯ブラシや、フッ素入りの歯磨き粉を使うと良いでしょう。食後に軽くうがいをすることも効果的です。
②定期的な歯科検診
歯科医院での定期的な検診は、乳歯の健康を維持するために非常に大切です。歯科医師に診てもらうことで何か問題がある場合も早期に発見することができ、早い段階で適切な処置を行うことができます。一般的には、3ヶ月〜半年に一度の受診が推奨されています。
③食生活
乳歯の健康を保つためには、食生活の見直しも重要になります。甘いものや酸っぱい飲み物を摂りすぎないように注意しつつ、カルシウムやビタミンDが豊富な食品を摂取することを心がけましょう。特に牛乳やヨーグルト、緑黄色野菜がおすすめです。
乳歯が抜ける時期と影響
乳歯は一般的に6歳から12歳頃にかけて抜け始めます。乳歯が抜けた後も、抜けた部分を清潔に保ち感染を防ぐために定期的な歯科検診を受け、丁寧な口腔ケアを行いましょう。子どもに乳歯の重要性を理解させてあげることも親の大切な役割です。また、お子さまは突然歯が抜けてしまうと驚いたり恐怖心を感じることもあるので、抜ける時期が近づいてきたら、永久歯に生え替わる自然なプロセスだということをわかりやすく教えてあげましょう。
まとめ
乳歯はいずれ生え替わる一時的な歯なので軽視されがちですが、乳歯の健康状態は永久歯に大きな影響を与えます。乳歯の健康を維持することは、永久歯の健康につながっていることをしっかり覚えておき、お子さんの歯のケアをしっかり行いましょう。
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