インプラントの付け替えは可能?再治療について解説
こんにちは、ららぽーと内にある磐田市の歯医者さん「磐田さくら歯科」です。
インプラント治療は、自分の歯を失った際に顎骨に人工歯根を埋め込んで結合させ、人工歯を固定させる回復治療ですが、インプラントを長い間使用していると何らかの原因により「グラつく」「違和感がある」などのトラブルが起こることもあります。この状態のまま放置してしまうとさらなるトラブルを招く可能性があるため、早急に対応する必要があります。
こちらの記事では、 インプラントの再治療について詳しく解説します。
- インプラントの再治療は可能?
- 付け替えはどのくらいの費用がかかる?
本記事ではこれらの疑問にお答えしていきます。インプラント治療をすでにしている方も、今後する予定がある方も、もしもの時のために備えておきましょう。
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再治療は可能!費用は歯科医院によってさまざま _________________________________________________________________
インプラントは交換できる!全て交換になる場合は要注意
インプラント治療をしたところに何らかのトラブルが起きた場合、インプラントを交換することは可能です。違和感を感じたら放置せずにすぐに歯科医院へ行くようにしましょう。インプラントの構造上、交換方法は2パターンあります。
インプラントはインプラント体(人工歯根)、アバットメント(連結部分)、人工歯(上部構造)の3つの構造で成り立っており、人工歯のみが欠けたり割れたりした場合は、それほど大きな負担はなく、再度型取りを行って人工歯を交換して取り付ければ完了します。また、インプラント体と人工歯をつなぐ連結部分が緩んでしまった際は、締め直すだけで済むことが多いため、もっとも簡単に対処できます。
問題は、3つの構造すべて交換が必要になるケースです。すべてのパーツで交換が必要になる主な原因はインプラント周囲炎が重症化した場合がほとんどで、炎症を引き起こすことでインプラントが脱落してしまいます。すべてのパーツを交換する際は、埋め込まれているインプラントを取り出して再度手術でインプラントを埋め込む必要があり、治療自体やり直しとなります。これだけでも経済的にも心身にも負担がかかってしまいますが、骨の量や質が足りなくなっている場合は骨造成が必要になり、さらに大きな治療となります。インプラント周囲炎が原因で脱落してしまった場合は、インプラント周囲炎の治療も必要になります。
費用は歯科医院によってさまざま
インプラント治療はそもそも保険がきかない自費診療です。自費診療は歯科医院によって自由に料金が設定できるようになっているため、インプラントの再治療にかかる費用も歯科医院によって異なります。また、先述したように、どこに不具合が生じているのか、どのくらいの範囲の治療費が必要かなどでも治療費用は変わってきます。どちらにしても再治療をする場合は経済的な負担は大きくなってしまいます。歯科医院によっては保証制度が設けられているところもあるので、インプラント治療をする際の歯科医院選びの際は保証制度もチェックしてみると良いでしょう。
最後に
インプラントは、精度の高い治療を行いしっかりメンテナンスを行なっていれば長期に渡って快適に使えるものです。インプラントは虫歯になることはありませんがインプラント周囲炎には特に注意する必要があります。セルフケアには歯ブラシ以外の補助グッズも取り入れて、歯科医院でも定期的にメンテナンスを受けましょう。
当院はサージカルガイドを使用し、安全かつ精度の高いインプラント治療を行なっております。インプラント治療を検討中の方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。
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