インプラント・入れ歯・ブリッジの特徴を解説

こんにちは、ららぽーと内にある歯医者さん「磐田さくら歯科」です。 

今回は、ブリッジや入れ歯、インプラントの治療について、それぞれの特徴やメリットデメリットを解説していきます。この記事では、

  • 歯を失ってしまった場合の治療方法は?
  • 入れ歯やブリッジ、インプラントの違いは?

などの、患者様の疑問にお答えしていきます! 

自分の歯を失ってしまった場合、放置せずに速やかに歯科医院で治療を行う必要があります。治療方法は、「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」の主に3つの方法があります。

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歯を補うための治療は主に3種類。ブリッジ、入れ歯、インプラントの違いは?

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歯を失ってしまった場合の治療方法

自分の歯を失ってしまった場合の治療方法は、大きくわけて①入れ歯、②ブリッジ、③インプラント

の3つがあげられますが、どの場所の歯を失ったのか、何本失ったのか、患者様の健康状態はどうなのかによって適した治療方法は異なってきます。

①入れ歯

入れ歯は失った歯の本数が多い場合におすすめの治療方法です。歯がない箇所に取り外し可能な入れ歯を入れることで、咀嚼機能を補います。入れ歯は、歯茎の代わりとなるピンク色の床部分、安定させるための金属製の針金、人工歯という構造でつくられています。保険診療なので治療費用は比較的安く済みます。治療期間は2〜3ヶ月ほどと短く、残っている健康的な歯を削る必要もほとんどないため、負担も少ないといえます。取り外してお手入れができるので隅々まで綺麗にすることができますが、手間だと感じる人もいます。

一方で、ブリッジやインプラントと比較すると審美性や機能性には劣り、自分の歯と比較すると咀嚼機能は30%以下といわれています。大きい異物感になれず、使い心地が悪いと感じてしまうこともあり、歯茎が痩せてしまうリスクも懸念されます。

②ブリッジ

歯を失ってしまった部分の両隣の歯を削ってそこを土台とし、連結した一体型の歯の冠を被せる治療方法です。入れ歯と同様に、治療期間は2〜3ヶ月と比較的短くすみ、固定されているので違和感も少なく、使い心地も悪くありません。人工歯にセラミックなどを使用する場合は自由診療で費用が高くなりますが、銀歯のブリッジであれば保険診療なので、治療費用は抑えられます。素材を選べるという点も大きなメリットです。

一方でブリッジは、両隣の歯を土台にして行う治療のため、健康的な歯を削ることは避けられませんし、負担がかかります。土台となる歯の健康が重要視されるため、適応不可となるケースもあります。さらに、連結した繋がっている状態の被せ物を使用するため、フロスが通らずお手入れが難しくなることが懸念点です。

③インプラント

歯を失った箇所の顎骨にインプラント体(人工歯根)を手術によって埋め込み、その上に人工歯(上部構造)を固定して取り付ける治療方法で、自由診療になります。インプラントは、両隣の歯を削る必要もなく、健康的な他の歯に負担もかかりません。丈夫で長持ちし、審美性にも大変優れています。自分の歯を同じように噛めるため、歯を失う前と同じ生活を取り戻せるといっても過言ではありません。根本からしっかりと固定されているので、違和感やぐらつきもありません。

メリットの多いインプラント治療ですが、自由診療になるため、治療費用は高額になります。埋め込んだインプラント体が固定されるのを待つ必要があるため、治療期間も6ヶ月〜1年ほどかかります。さらに、一般的な歯科治療よりも手術を要する大きな治療になるため、全身疾患がある方や喫煙者は適用できないケースがあります。

最後に

3種類とも、それぞれ適用条件や向き不向きがあります。まずは歯科医院でしっかり診察や検査を受け、何が一番自分に適しているのかを知りましょう。


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