小児歯科
小児歯科について
PEDIATRIC DENTISTRY
「乳歯は抜けるから、むし歯になっても大丈夫」
そう思っていませんか?
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実際は、乳歯にむし歯が多いお子さんは、永久歯になってもむし歯が出来やすいんですよ。
永久歯の歯並びが悪くなったり弱くなったり。
成長する際の身体の発育にも、乳歯が正しく治療されて健全であるかが、大きく影響します。乳歯は生え変わるから大丈夫、という考えは捨て、お子さんがすくすくと成長・発育していくために、乳歯を健康に保つコトを心掛けましょう。
スムーズに歯の治療をするために
大人でも歯医者はイヤなものですよね。
お子さんなら尚更かもしれません。
安心して、当院に治療を受けにいらしてください。
当院は、恐がらせることはありません。
それでもスムーズな治療のために、お父さんお母さん、保護者の方のご協力が必要です。
POINT.1受診は午前中がおすすめ
よく「子供に良い時間帯はありますか?」と聞かれます。
お子さんを治療する時は、比較的体調が優れている“午前中”がオススメです。
昼過ぎや夕方になると、その日の疲れが出てたり、機嫌が悪くなったりすることがありますよね。
ご機嫌なうちに、治療を終えてしまいましょう。
POINT.2お子さんにウソを言わない
「今日は良いトコロに連れて行くよ」なんて言って、お子さんを連れて来る方もいらっしゃいます。
その後の、お子さんの裏切られた顔。
尚更、歯医者が嫌いになってしまいますよね。
お子さんを連れてくる時に、やってはいけないコトがあります。
それは、“嘘を言って連れてくる”コトです。
どんな人でも、嘘を言われると心に悪影響を及ぼします。
嘘を言う代わりに、前もって歯の大切さを教えたり、イメージトレーニングするのも良いと思います。
そして治療の後は、たくさん褒めてあげるなどしてあげてくださいね。
POINT.3身軽な服装で
治療中、小さなお子さんはじっとしていられなかったり、暇を持て余したり、泣いしまったりするコトがあります。
また、汗もかいたりしますので、Tシャツなどの、身軽な服装が良いかもしれません。
POINT.4リラックス
お子さんを出来るだけリラックスさせましょう。
安心して歯科治療に通えるよう、キッズスペースも完備しております。
キッズスペースで本を読み聞かせたり、遊んであげたりしてお待ちください。
POINT.5飲食は、治療の30分前までに
治療前の30分間は、飲食を控えてください。
気分が悪くなったり、吐いたりする原因になります。
そうなると尚更、歯医者が嫌いになってしまいますからね。
むし歯からお子さんを守るために
〜定期検診のすすめ〜
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定期的に検診を受けた場合、受診の年齢が小さければ小さいほど、その後のむし歯になる確率が低くなります。
13歳のむし歯の数を比較してみても、7・8歳以降に検診を受け始めたお子さんと、それ以前に検診を始めたお子さんとでは、むし歯の数に約2倍もの違いがあるのです。
このデータからも、小さい頃からの予防が大切なのが分かりますよね。
お家での歯ブラシなどのケアはもちろんですが、半年に一度は、歯科医院で歯科検診を受けることをオススメします。
検診により、早期のむし歯発見、そして痛くなる前に悪い部分を治すことが出来ます。
その上、短い時間で完治することが出来るのです。
完治するコトにより、噛む力も十分に取り戻せるので、乳歯が永久歯を正しい位置へと誘導してくれます。
そして当院では、歯の生え始めているお子さんから中学生くらいまでを対象に、3ヶ月に1回のペースで、“フッ素塗布”をおすすめしています。
特に、生え始めの幼若永久歯(ようじゃくえいきゅうし)には効果が高いです。
幼若永久歯とは、生えたばかりの大人の歯のコトを言います。
フッ素を塗ると、歯の表面にあるエナメル質が強化され、むし歯菌が出す酸に溶けにくい強い歯が作られます。
このように、お子さんの乳歯から十分に気をつけて、定期的にメンテナンスを行うのがベストだと、当院は考えています。