奥歯が痛いのは「鼻」のせい?歯と鼻の意外なつながり

奥歯が痛いのは「鼻」のせい?歯と鼻の意外なつながり

こんにちは、ららぽーと内にある磐田市の歯医者さん「磐田さくら歯科」です。

「風邪を引いたら歯が痛くなった」
「階段を降りると上の奥歯に響く」
といった経験はありませんか?

実はその痛み、歯そのものではなく「鼻」が原因かもしれません。
今回は、意外と知られていない「上の奥歯」と「鼻」の関係についてご紹介します。


上の奥歯の痛みは、実は鼻の不調からきているかも?


上あごの歯と鼻の空洞は、すぐ近くにある

私たちの上あごの骨のなかには、「上顎洞(じょうがくどう)」と呼ばれる大きな空洞があります。ここは「副鼻腔(ふくびくう)」の1つで、鼻の穴とつながっています。

この上顎洞の底と、上の奥歯の根っこ(歯根)は、とても近くにあります。その距離は数ミリ程度しかないことが多く、人によっては歯の根っこが上顎洞のなかに飛び出していることもあります。つまり、上の奥歯と鼻の空洞は、薄い骨をへだてて、すぐそばにあるのです。そのため、お互いに炎症や痛みの影響を与え合うことがよくあります。

どちらが原因?「鼻からくる歯痛」と「歯からくる鼻炎」

この2つの場所が近いことによって、主に2つのトラブルが起こることがあります。

1.鼻性歯痛(びせいしつう)
風邪やアレルギー性鼻炎などで、鼻の奥の空洞(上顎洞)に膿がたまったり炎症が起きたりすると、その炎症が上の奥歯の神経を圧迫することがあります。これを「副鼻腔炎(蓄膿症)」といいます。「虫歯はないはずなのに、奥歯がなんとなく痛い」「走ったり頭を下げたりすると歯に響く」といった場合は、鼻に原因があるケースが疑われます。

2.歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)
逆に、重度の虫歯や歯周病によって、歯の根っこの先から細菌が鼻の空洞(上顎洞)へ入り込み、炎症を起こすケースです。これは「歯が原因の副鼻腔炎」であり、鼻の治療だけでなく、原因となっている歯の治療を行わないと治りません。片方の鼻からだけ臭いのする鼻水が出る場合などは、この可能性が高いでしょう。


治療をスムーズにするために気をつけておきたいこと

歯科治療と鼻の状態は密接に関わっています。特に以下の点には注意が必要です。

⚫︎外科処置と鼻の通り
インプラント治療などで上あごの骨を触る手術をする際、上顎洞の状態がとても重要になります。鼻の通りが悪いと術後の治りに影響することがあるため、事前に耳鼻咽喉科での治療をお願いすることがあります。

⚫︎花粉症の時期の治療
花粉症で鼻の粘膜が腫れている時期は、上顎洞も敏感になっています。緊急性がない場合は、花粉の時期を避けて治療計画を立てることも1つの選択肢です。

まとめ

お口と鼻は構造上つながっており、切っても切れない関係にあります。「歯が痛いけれど、鼻も調子が悪い気がする」「階段を降りると響く」といった場合は、鼻に原因があるかもしれません。

原因がどちらにあるかを見極めるには、レントゲンやCTによる診断が有効です。当院では、歯だけでなく周囲の組織も含めて総合的に診断を行います。「歯科医院に行っていいのかな?」と迷わず、まずはお気軽にご相談ください。

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