6歳臼歯ってなに？永久歯が生えるタイミングとケアのコツ
こんにちは、ららぽーと内にある磐田市の歯医者さん「磐田さくら歯科」です。
「そろそろ大人の歯が生えてくる頃かな？」お子さまがそんなタイミングになったらぜひ知っておきたいのが6歳臼歯のことです。聞きなれない名前かもしれませんが、この歯はお子さまの将来の噛み合わせや歯並びに大きく関わる大切な永久歯です。
本記事では、6歳臼歯がどんな歯なのか、いつごろ生えるのか、そしてどうケアすればよいかをわかりやすく解説していきます！
● 6歳臼歯ってどんな歯？
● ケアのコツが知りたい！
今回の記事では、上記のような疑問にお答えしつつ、6歳臼歯が生えてくるタイミングや大事な理由、ケアのポイントについて詳しくお話ししていきます。
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6歳臼歯は長く使う、最も重要な永久歯のひとつ
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6歳臼歯ってどんな歯？なぜ大事なの？
6歳臼歯はその名の通り、6歳前後に生えてくる奥歯（第一大臼歯）のことです。この歯は乳歯が抜けてから生えるのではなく乳歯のさらに奥に初めて生えてくる永久歯で、お子さま自身も、親御さんも気づかないうちに静かに生えてきていることが多いのが特徴です。6歳臼歯は噛み合わせの中心になる「噛み合わせの土台」であり、丈夫で長く使う、最も重要な永久歯のひとつです。歯並びや顎の成長に大きく関係するため、非常に大切な歯なのです。
いつごろ生えるの？目安とチェックポイント
生えてくるタイミングには個人差はありますが、6歳前後になると下の奥歯から少しずつ顔を出しはじめます。
下の6歳臼歯：5歳半〜6歳ごろ
上の6歳臼歯：6歳〜7歳ごろ
歯ぐきの奥の方が少しふくらんできたり、痛がったりすることもあります。見た目では分かりにくいことが多いため、仕上げ磨きのときに意識して見てあげるとよいでしょう。
ケアのコツ1：生え始めが虫歯になりやすい
6歳臼歯は、生え始めの時期が一番虫歯になりやすいとされています。その理由は奥に生えてくるうえに生えたての歯はまだ柔らかくて酸に弱いからです。さらに歯ぐきに埋もれている部分が多いので磨きにくく、お子さまがまだ自分でしっかり磨けないこともあり、磨き残しが出やすいのです。
ケアのコツ2：仕上げ磨きは「奥を意識」
6歳臼歯が生えてくる時期は、まだ親御さんの仕上げ磨きが大切です。歯ブラシを真っすぐ奥まで届かせることを意識して噛み合わせの部分は溝が深いので丁寧に行いましょう。お子さまが嫌がる場合は、柔らかめの歯ブラシや、歌をうたいながら磨くなど、楽しくできる工夫も効果的ですよ。
ケアのコツ3：フッ素やシーラントを活用しよう
虫歯予防には、フッ素塗布や、奥歯の溝をふさぐシーラントもおすすめです。特に6歳臼歯には深い溝があるため、歯科医院での定期的な予防処置が効果的です。
まとめ
6歳臼歯は、永久歯の中でもとくに重要な存在です。しっかり生えて、しっかり守ることで、これから生えてくるほかの永久歯にも良い影響を与えてくれます。生えはじめの時期は少し注意が必要ですが、日々の丁寧なケアと歯科医院でのサポートでしっかり守ることができます。
「うちの子、もう6歳だけど大丈夫かな？」「歯みがき、ちゃんと届いているのか不安…」そんなときは、ぜひ一度当院にご相談ください。
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