こんにちは、ららぽーと内にある磐田市の歯医者さん「磐田さくら歯科」です。
見た目や噛み心地に優れるインプラントですが、手術を伴うため「お酒やタバコはいつまで控えるべき?」「影響はあるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、インプラント治療の基本的な流れとともに、アルコールや喫煙が治療に与える影響について解説します。
お酒は「数日間」、タバコは「数か月間」しっかりお休みしよう
インプラント治療の基本的な流れ
インプラント治療は、「検査・診断」「1次手術」「定着期間」「2次手術・被せ物の装着」というステップで進みます。
最初にレントゲンやCTで顎の骨の状態を調べ、治療計画を立てます。次に、1次手術で顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込み、インプラントと骨がしっかり結合するのを待つ「定着期間」(下顎で約2〜3か月、上顎や骨の量が少ないケースでは4〜6か月ほど)を設けます。結合を確認できたら2次手術を行い、型取りをして人工歯を装着します。
つまり、手術直後はもちろん、定着期間を含めた数か月間の過ごし方が治療成功のカギとなります。
お酒が傷口や回復に与えるリスク
アルコールには血流を良くする作用があります。普段であれば血行促進は体によいことですが、手術直後は注意が必要です。
手術直後にお酒を飲むと、血流が良くなりすぎて傷口からの出血が止まりにくくなったり、痛みや腫れを引き起こしたりします。さらに傷口を保護する血の塊(血餅)が流れ、回復が遅れる原因にもなります。また、アルコールの代謝に栄養素や水分が消費され、組織の修復が進みにくくなることもあります。
タバコが骨との結合を妨げる理由
お酒以上に注意したいのがタバコです。ニコチンの血管収縮作用によって血流が滞り、回復に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなります。その結果、治りが遅れたり感染症を引き起こしやすくなったりします。
さらに血流不足は、インプラントと顎の骨が結びつくのを妨げる大きな原因です。最悪のときには、インプラントが骨と結合せずに抜け落ちてしまう危険性もあります。
喫煙者は、非喫煙者に比べて定着率が低いことが知られており、加熱式タバコでも同様のリスクがあるため注意が必要です。
「少しなら…」は危険!お酒のコントロールと完全禁煙の徹底
「お酒やタバコをやめるのは大変」と感じるかもしれませんが、どちらも「決められた期間、一切断つこと」がインプラントを安全に定着させるための大切なポイントです。
・お酒: 手術直前から傷口が落ち着くまでの「数日間」
・タバコ: 手術前(約2〜4週間前)からインプラントが骨と結合するまでの「数か月間」
特にタバコは本数を減らす(減煙)だけでは十分なリスク低減にならないため、必要な期間は完全な禁煙を行うことが大切です。
まとめ
インプラントの定着を妨げないためにも、お酒とタバコは指定された期間しっかりとお休みしましょう。
当院では、インプラント治療に関する不安や生活習慣のご相談も丁寧にお伺いしております。お悩みのときは、いつでもお気軽にご相談ください。
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